介護職に就く外国人材の、日本語教育が課題となっている中、群馬県では独自の施策で定住外国人向けに「日本語研修」を行っている。
国の「医療介護総合確保基金」を活用し「参入促進」分野の施策として平成28年度より実施しており、今回が3年目。
既に在留資格を持つ定住外国人が対象で、介護分野への新規参入・定着促進を図ることが目的。
介護の仕事に興味のある人向けの「入門コース」と、現在介護の仕事をしている人を対象とした「介護記録コース」の二種類を用意している。
また県では、現在介護職についている定住外国人材が、同研修を受講するために勤め先の介護サービス施設・事業所で、代替職員の確保が必要になった際は、補助金制度も設けている。
詳細は、群馬県健康福祉部介護高齢課(☎027・226・2564)まで。