男性介護職は「高ストレス者」が多いことがわかった。
東大発ベンチャーである㈱情報基盤開発(東京都文京区、鎌田長明社長)は、同社サービス「ストレスチェックキット」の利用者からデータの提供を受け、「高ストレス者」の割合、総合健康リスク、各種ストレス尺度について、業種別に平均値を算出した。
これを職種別に見ると、介護サービス職業従事者(ヘルパー職)は、男女共に総合健康リスクの数値が全国平均以上となった。「高ストレス者」の割合は、女性の数値は全国平均並みであるのに対し、男性の数値は15%を超えた。
「高ストレス者」とは厚生労働省が2015年に公表したマニュアルに基づいて算出された数値で判断し、この割合は概ね「全体の10%程度」とされている。
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