忍者ブログ

日本シニアリビング新聞・電子版

政府「出入国管理庁」を設置

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

政府「出入国管理庁」を設置


 新たな在留資格「特定技能」の骨子が、明らかにされた。
 政府は10月12日に開催された閣議後に、「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」の第2回目の会合を開催し、山下貴司法務大臣から、秋の臨時国会に提出される法案「『出入国管理及び難民認定法』及び『法務省設置法』の一部を改正する法律案」の骨子等が説明された。
 法案は大きく「新たな外国人材の受入れのための在留資格の創設」と「出入国管理庁の設置」の2つに分かれている。 
 「在留資格の創設」では名称を「特定技能」と規定し、「相当程度の知識または経験を要する技能」に従事する「1号」と、「熟練した技術」を要する業務に従事する「2号」に分かれる。
 「1号」は、技術水準と日本語能力水準の二つが設けられるが、技能実習2号(実習3年間)を修了した実習生は、この水準を満たしたと解釈される。
 ▼内容の詳細は、日本シニアリビング新聞10月31日号2面「技能実習生活用への道」で解説
 「出入国管理庁の設置」では、これまで法務省の内部部局であった「入国管理局」を、格上げする形で外局に「出入局管理庁」を創設する。
 同庁は、出入国及び在留の公正な管理を図ることや、その任務に関連する特定の内閣の重要政策に関する内閣の事務を助けることが主な任務。
 また同時に、法務省の地方支分部局である地方入国管理局を「地方出入国在留管理局」とし、出入国在留管理庁の地方支分部局として設置する。
 今回は法案の骨子のみ示されたが、例えば「1号」から「2号」へ在留資格を移行するための要件等、制度の詳細はほとんど未確定な状態。
 今後は秋の臨時国会で法案が議論されるが野党側の強い反発が予想される。
 年明けには通常国会が開催され、予算の審議が最優先されるため、臨時国会で決着しなかった場合は「来年4月の制度開始」は極めて難しくなる。
PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R