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日本シニアリビング新聞・電子版

日本栄養士会・中村代表理事「高齢者の腹八分目は危険」



 「高齢者の『腹八分目』は、フレイルを助長する危険性がある」と注意を促した。
 公益社団法人日本栄養士会が7月4日に、東京・内幸町の日本プレスセンターで開催した「栄養の日・栄養週間2018メディアセミナー」で、同会の中村了次代表理事=写真=が指摘した。
 中村代表理事は、近年は栄養面のリスクとして、過剰な栄養摂取による「メタボ」が大きく取り上げられてきた状況を踏まえ、高血糖・高血圧・高脂血などのリスクがあることを述べた。
 その一方で「メタボ対策として、単純に食事を制限してしまうと今度は、やせ・筋力低下・低タンパク質のリスクが生じ、サルコペニアや骨粗しょう症等に陥る危険性がある」と指摘した。
 その上で、「実は近年、同じ人物に過剰栄養問題と低栄養問題が混在しつつある。特に60~75歳くらいまでの高齢者が、この『二重負荷状態』に陥る可能性が高い。これを防ぐには個別に、適切な栄養指導を受ける必要がある」と、注意を呼び掛けた。
 具体的な事例として「『腹八分目』は生活習慣病の予防に効果はあるが、有効なのは20~30歳の成人期で、3~15歳の成長期には成長を阻害し、65~80歳の更年期にはフレイルを助長する危険性がある」ことを挙げた。
 同会では2年前に8月4日を「栄養の日」とし、8月1日から7日までを「栄養週間」と定めた。「栄養週間2018」では、「栄養障害の二重負荷の解決をめざす」をテーマに様々な活動を展開しているが、メディアセミナーでは特に「若い女性のやせ」と「高齢者の低栄養」を取り上げ、メディアを通じて注意を喚起した。
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