誤嚥防止と円滑な嚥下のための、自立支援型・飲食介助専用イス=写真=が発売された。
増加し続ける高齢者の誤嚥対応策として、リハの専門家は前かがみの姿勢で食事をすること等を提唱している。これを踏まえ、一般社団法人体具開発研究協会(鳥取市)では、食事中の主要動作である上半身の効率的な前後移動を可能にすると同時に、排痰のしやすい機能を持たせた自立支援型のダイニング椅子を開発した。その効用は、川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科の小原准教授が検証した。
商品は昨年9月より半年間契約で、鳥取大丸百貨店で試験販売した。また、アマゾンに「体具研ウエブショップ」も出店した。「誤嚥 ダイニング椅子」と検索するとアクセスできる。
商品に関する詳細は、同研究協会(☎0857・29・6281)まで。