東京都が、介護技能実習生を受け入れた事業者に対し、補助金制度を創設した。
実習生一人当たりの補助金の上限額は、33万5千円。自治体レベルでの補助金制度は、全国でも初とみられる。
都は、6月22日の16時から17時まで、都庁第一本庁舎25階103会議室で説明会を開催する。
内容に関する問い合わせは、東京都福祉保健局施設運営担当(☎03・5320・4264)まで。
今回の補助金は、都の平成30年度事業として実施され、予算総額は2500万円。介護施設が実習生を受け入れた際の教育に関係する経費を、一人当たり年間67万円と想定し、今回はその半額の33万5千円を上限として補助する。
都では、「75施設(=実習生75人分)を想定している」が、一つの施設で実習生複数分の応募も可能。
ただし、実際の補助金申請は「年明け頃」を予定し、「補助金交付も年度末を想定している」ため、都は「申請の受付を先着順とするかどうかは、現段階では未定」と述べている。